こんにちは、adtecです。
LINE公式アカウントを開設して、まず取り組むべきことは「友だちの数を増やすこと」です。
増やすために知っておきたい基礎知識や情報をわかりやすく解説していきます。
1.友だち追加URLの取得方法
友だちの数を増やすための具体的な方法を紹介していきます。
一般的に「友だちになる方法」は以下の通りです。
- QRコードで友だちに追加する
- ID検索で友だちに追加する
- 電話番号検索で友だちに追加する
- 自分のLINEアカウントのURLを送る
- 広告を使う
このように、WEBやチラシに掲載できる便利なQRコード、URLやID検索など、友だちとして追加できる方法が豊富に用意されています。
LINE公式アカウントでは「友だち追加」の機能を利用することで、友だち追加用のQRコード画像の発行やサイトへの設置に必須なHTMLタグなどを簡単に取得できます。
また、認証済みアカウントであれば友だち取得用のポスターも無料でダウンロードできます。
※認証済みアカウントについて詳しくは別記事をご覧ください。
よくある質問
「ID検索ですが、社名などわかりやすいIDに変えたいです」とよく言われます。
結論としては「プレミアムID購入により変更できます」。
当初のIDはLINE側での任意のものとなっています。
購入するにはLINE公式アカウントの設定画面より、お支払い方法を登録し、年間1,320円で購入いただけます。
プレミアムIDは@+指定文字列 を除き 4 文字以上 18 字以内。
大文字使用不可。
半角英数字と、「.」「_」「-」の記号のみご利用いただけます。
重複するID を取得することはできませんので、一度入力画面で確認することをお勧めします。
2.店頭POPや掲示物、メルマガでの告知
先日こんなツイートをしました。
「徹底して自社メディアに登録用URLやQRコード設置をすること」
友だちの数を増やすための集客は、事業の形態によって様々です。
反応が取れないなどよく耳にしますが、以下の基本を押さえておきましょう。
- お客様との接点を熟知しておく
- 繰り返し案内し都度改善する
- 徹底して案内する
特にリアル店舗の場合は、ユーザーと直接お話ができますので通信販売よりも成果が高いと言われます。
店頭POPや掲示物はもちろんのこと「LINE公式アカウントに登録お願いします」の一言を徹底するだけで全然変わってきます。
特にリピーター様へ声掛けをすることでの登録率はほぼ100%だそうです。
このように友だち集客は、LINEを始めた事についての露出数が重要です。
また、反応を強化するためにノベルティを検討していく事も有効です。
結構な確率で使われているのがノベルティです。
ノベルティはLINEスタンプから、ギフト券と様々です。
キャンペーンの経費に見合ったものにしましょう。
もし迷われている場合は「過去のキャンペーンで一番反応が良かったもの」が無難です。
統計がとれているものを選ぶという手もあります。
最新事例:Facebookやその他ソーシャルメディアとつなげよう
「友だち追加」メニューでは友だち追加用のQRコード画像やHTMLタグなどを表示できます。
友だち追加ボタンを利用して、企業サイトや企業が運用するSNS等で公式アカウントへの導線を作成できます。
SNSで友だち登録を誘導する場合、もっとも注意しなければならないのは、「SNSは個人間のコミュニケーションツール」という点です。
こちらがLINE登録をプッシュしすぎるとSNSのフォロー解除につながってしまいます。
基本は有益な情報提供、そして友だち登録の案内です。
これを弊社では「ギブ、ギブ、ギブ、案内」と呼んでいます。
Facebookから公式アカウントへの導線
- 投稿で、公式アカウントのURLやIDを載せる
- 投稿で、公式アカウントのQRコードの画像を載せる
- プロフィール欄に、URLやIDを載せる
- トップ画像に、公式アカウントのIDを載せる
- トップ画像に、公式アカウントのQRコードの画像を載せる
Twitterから公式アカウントへの導線
- 投稿で、公式アカウントのURLやIDを載せる
- 投稿で、公式アカウントのQRコードの画像を載せる
- プロフィール欄に、URLやIDを載せる
- トップ画像に、公式アカウントのIDを載せる
- トップ画像に、公式アカウントのQRコードの画像を載せる
YouTubeからLINE公式アカウントへ誘導する
近年Wi-Fi 環境や5G環境が整ったことで通信速度がアップし、動画再生も容易になりました。
こうしたことから動画を用いたLINE友だちを増やす方法もあります。
代表例としてあげるのがYouTubeです。
案内方法としては、大きく分けて
- 説明欄から誘導する
- 動画内から誘導する
この2つを上手く使いこなせば十分に誘導できます。
HIKAKINさんがYouTubeの最後に「チャンネル登録してね」のように「LINEの登録してね」と加えてもよいと思います。
濃い情報が友達を増やすコツ
濃い情報とは「有益な情報」のことを指します。
例えばコスメ系の企業であった場合、最新の肌に関する研究成果、まだ誰も知らない新商品の情報など、ユーザーにとって「自分はこんなすごい情報を知っているんだぞ!という自己顕示の心」が満たされると情報をシェアする傾向があります。
マズローの欲求五段階説によれば
人は所属と愛の欲求「集団に属したい」「仲間が欲しい」と自己顕示欲求(=承認欲求)「自己の存在を社会で確立したい」「自分の存在を他人に認められたい」などを持っているそうです。
ユーザーにとってこの企業は有益と思わせることで友だちとして登録され、さらにはシェアしたり友だちに紹介してもらえることもあります。
このようにマーケティングデータを活用することで友だちは飛躍的に増えていきます。
3.実際に友達追加キャンペーンをやってみよう
食品通信販売M社の具体的施策
M社さんは既存のEメールでの販売促進が主な流入経路だったのですが、近年は開封率がさがり、次の一手としてLINE公式アカウントを選択しました。
2018年にLINE公式アカウント(旧LINE@)を開設して、広告を使わずに、自社の顧客リストにアプローチを行い成功しています。
手法としてはお客様との接点にQRコードやID、URLを仕込みました。
- ホームページトップ画面
- WEB購入の決済完了画面
- 発送完了メール文章内
- Eメールでの案内
- SNSトップ画面
- 月に1回の会報誌内
- ダイレクトメールの表面
- YouTubeでの配信
当初、Eメールだけの案内を行っていたため、友だちの数を増やす事に苦戦されましたが、上記のように「徹底して」自社メディアを活用し案内を行ったことで目標数を達成したそうです。
また新規購入のお客様にもフックとして「LINE登録で〇〇」をしっかりアピールすることでも登録増加につながったといいます。
色々なキャンペーン事例がありますので参考にして下さい。
「友達追加でスタンプゲット!」
シンプルに「登録したら全員にあげる」はわかりやすいフックです。
また、LINE登録者を登録日順に振り分けすることはできないので、注意してください。
友だち登録して、このキーワードを返信すると、抽選で〇名様にオリジナルバッグプレゼント。
返信があると抽選も選びやすいですね、企業によっては登録時の自動返信を設定して、入力フォームを作っているところもあります。
入力フォームがあるとユーザーもわかりやすくなります。
タイムラインに投稿でJCBギフト券プレゼント!
友だち登録すると、〇〇の記事がありますので「共有」ボタンを押してね!よりキャンペーンを広める方法としてユーザータイムラインを絡めるパターンです。
第三者のお勧めほど効果は高いため、友だちが友だちを読んでくれるよう、有益な企画にしましょう。
いかがだったでしょうか?
今回はLINE公式アカウントで友だちを増やす事について解説していきました。
企業はユーザーと様々な接点を持つことができます。
自社の強みを活かして友だちを拡大させましょう。
ではまた!