2021年06月30日
2021年07月01日

Shopifyの制作にかかる費用とは?個人でECサイトを開設したい方や副業をしたい方必見!

Shopifyの制作にかかる費用とは?個人でECサイトを開設したい方や副業をしたい方必見!

今ではだれでも自分だけのECサイトを作れるうえにどこでもショップを開設できます。
ShopifyもそういったECショップ開設のプラットフォームのひとつです。

それではShopifyでECサイトの制作にかかる費用とはどれくらいなのでしょうか。
本記事では副業で自分のオリジナルECショップを開きたい方やECサイトの制作費用の情報を集めたい方、またShopifyでのサイト制作費用を知りたい方やECサイト制作・ECサイトプラットフォームの比較をしたい方へ解説をしていきます。

ぜひともこの記事を参考にサイト構築の参考にしてください。

1.ECサイト制作費用相場は?

ECサイト制作費用相場は?

ShopifyでECサイトを制作・開設するにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

費用はコンテンツの内容や構築方法、または作成者によって金額が違います。
低額から1,000万円を超える金額まで差があるのです。

Shopifyを使用するには自分のWebサイトやECサイトをもたないといけません。
Shopifyであればサイトを自分自身で簡単に制作できます。

しかしよりこだわったオリジナリティのあるサイトを作るにはプロにお願いをするのがよいでしょう。
自分で作るとなるとプログラミングやITの知識が必要になり容易にできることではありません。

またサイトの見た目・使い勝手、Webショッピング体験でサイトに訪問してくれるお客様の数や売上にも影響していきます。
自信をもって提供できるよい商品をより多くの方にみてもらえるようにするために、サイト制作にもこだわってみるのもよいでしょう。

ここではECサイト制作の際にかかる費用の相場をお伝えしていきます。

無料〜10万円

ECサイトを構築することで、この金額帯で制作できます。
費用を抑えて制作したい方にはおすすめです。

ただし知識は必要になるのでIT関係に強い必要や、自分で勉強しながら制作する必要があります。

〜約30万円

ここからは基本的に依頼をしてサイト制作をしていきます。
フリーランスや個人事業主、または中小規模の制作会社の費用の相場です。

この価格帯では主にテンプレートを使って、サイト構築をすることが多いでしょう。
もともとあるベースを使用するのでそこまで手間がかからず作れます。

  • アカウント取得
  • ドメイン設定
  • 支払い設定
  • 送料設定
  • 管理画面設定など

これらの基本的な設定までを主にしてくれるところが多いので、管理画面などの使用がはじめての方や少しこだわりたいけれど予算をおさえたい方にはおすすめです。

約100万円〜約300万円

料金がグッと高くなるものの自分だけのオリジナルサイトを作成して、オンリーワンのECサイトにしたい方はこれくらいの費用がかかります。

中小規模の制作会社によっても差があるので100万円から300万円と差がありますが、このくらいの金額幅でされているところが多いのです。

この金額帯になると自分で作るとしたらそれなりの知識がないと難しいでしょう。

約300万円〜約1,500万円

この金額帯になると大型のECサイトの構築や運用をするレベルになります。
大手制作会社や中小規模の制作会社で依頼することになります。

独自性のあるサイトをいちから構築したり、大型のサイトを構築したりする場合にはこれくらいの予算が必要になるでしょう。

2.そもそもShopifyとは?

そもそもShopifyとは?

Shopifyの制作費用の情報を集めている方は、これから ECサイトを開設してショップを開こうと考えている方も多いのではないでしょうか。
Shopifyを使用するにあたってまず基本的なことも押さえておきたいところです。

ここではShopifyのことを紹介していきますのでぜひとも参考にしてください。

Shopifyって何?

Shopifyとは世界シェア1位のECプラットフォームです。
世界175か国以上の国で利用され、170万以上のビジネスがShopifyを使用しているといいます。

物販用のインターネットサイトは一昔前までは企業やツテを使ってなにかの商品を仕入れたり、輸入したりする人だけのものでした。

しかし今では個人が気軽にECサイトを作成しものを売れる時代です。
プログラミングの技術やコードのような知識が不要で直感的に操作でき、簡単にネットショップを開設できます。
Eコマースをより多くの人が使用し発展させることで、簡単にビジネスを立ち上げられるうえに独立できるようになります。

Shopifyはビジネス運営の難しさや大変さを軽減して、すべての人のためにコマースをよりよくしていくというミッションがあるのです。

 

さらに多くの人々に対して経済的な効果も生み出しています。

2020年には、Shopifyが全世界で360万ものビジネスを生み出し、さらに世界経済への影響は3,070億ドル以上にものぼります。

Shopifyはそれほど世界中の人々に影響を与えている会社です。

 

またShopifyはインターネットの世界だけではなく、現実の世界でも人々のために住みよい世界を作ろうとしています。

再生可能エネルギーや二酸化炭素排出の削減に取り組むなどの、サステナブルな活動(持続可能な活動)を通して地球とそこに住む人々のために行動しているのです。

※ECプラットフォーム……ECサイトを制作する際に必要になるベースのシステムのことをいいます。たとえば実店舗でもお店を開くにはベースとなる場所が必要になります。土地を購入したり借りたりして路面店を出したり、ショッピングモールの一部を借りてお店を出したりするようにサービスや商品だけがあっても場所がないと売れません。

Shopifyを使ううえでの料金体制

ここではShopifyの料金体制に関してわかりやすく表を作成しました。
プランを選ぶ際の参考にしてみてください。

商品名 ベーシック スタンダード プレミアム
料金 29ドル/月 79ドル/月 299ドル/月
商品登録数 無制限 無制限 無制限
スタッフアカウント数 2 5 15
販売チャネル追加機能
カゴおち対策メール
在庫ロケーション 最大4 最大5 最大8
日本のオンラインクレジットカード手数料 3.4%+0円 3.3%+0円 3.25%+0円
海外/AMEXのオンラインクレジットカード手数料 3.9%+0円 3.85%+0円 3.8%+0円
JCBのオンラインクレジットカード手数料 4.15%+0円 4.1%+0円 4.05%+0円
取引手数料(Shopifyペイメントを利用していない場合) 2.0% 1.0% 0.5%
日本語のメールサポートとSNSサポート
クーポンコード
無料SSL証明書
手動で注文作成
ギフトカード

すべてのプランで初期費用はかからないようです。
大きく違うのが料金・スタッフアカウント数、オンラインクレジットカード手数料となります。

スタッフアカウントは管理画面やPOSへのアクセス権がある人の数です。
個人でサイトを運用する場合には、あまり関係はないでしょう。

3.Shopifyが選ばれる理由は?

Shopifyが選ばれる理由は?

Shopifyは世界一のECプラットフォームです。
いったいなぜそこまで選ばれるのでしょうか。

Shopifyの強みにはさまざまなものがあります。
ここでは個人でShopifyを使用する際に、役立つ理由を3つお伝えしていきましょう。

どのECプラットフォームを使うかで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

マルチチャネルプラットフォーム

マルチチャネルプラットフォームとは、ネットショップとSNSを連携しSNS上でものを販売することです。

2020年度では日本人口の約80%の方がSNSを活用しているそうです。
それだけ私たちと密接な関係にあるSNSとネットショップが連携できたらより多くの方に届けられます。

ShopifyはFacebook・Instagram、Amazon・Pinterestと連携しています。
ECサイトの活用方法もこれだけで幅が広がるでしょう。

2020年度のSNS利用動向の調査では、インターネット利用者の約35%の人がInstagramを利用しているそうです。
3人にひとりの割合で使用していると考えるとECサイトとSNSの連携は大きな意味があるといえるでしょう。

カゴ落ちのリカバリー

あなたはECサイトで商品を購入するときにこういった経験はありませんか。
「閲覧していて気に入った商品があったらとりあえずカートに投入、しかし結局そのまま購入せずに放置してしまう」といったことです。
ECサイトでショッピングをしたことのある方は、ほとんどの方が経験をしたことがあるのではないでしょうか。

このことを『カゴ落ち』といい、カゴ落ちをした場合は再度戻ってきて購入する確率は低くなります。
そのようなことを防ぐためにShopifyでは『カゴ落ちのリカバリー機能』がついているのが特徴です。
カゴ落ちされたサイトのリンクをメールに記載して、自動で見込み客に送るシステムが備わっています。

これがあることで売上ロスを防げるでしょう。

豊富なテンプレート

Shopifyでは、ECサイトを構築する際に自分でいちから作成する必要はありません。
70種類以上の豊富なテーマのなかから選べます。

またそれらのテーマは各分野のデザイナーがデザインをしたものもあるので、お気に入りのテーマがみつかるでしょう(有償と無償があるので注意)。

テーマ専用のサイトはこちらです。
今週のトレンドやミニマリストスタイルなどのコレクション別や、それぞれの業界別でわかりやすく分類されているので、自分の目的にあったテーマがみつけやすいでしょう。

4.ShopifyでECサイトを作る方法

Shopifyを使ってECサイトをオープンするにはどのような制作方法があるのでしょうか。
ここでは主に3つのサイト制作方法をお伝えしていきます。

どの方法が正解である、また金銭的に得をするのではありません。
制作方法はあなたがECサイトを運営する目的にあわせて決めることをおすすめします。

自分で制作する

制作方法のひとつ目は自分自身で制作することです。
Shopifyでは70種類以上のテンプレートのテーマがあるので、それらを使用したら比較的簡単に作成はできます。

自分で制作する際にはそれなりに専門的な知識や技術があった方が作りやすいでしょう。
制作途中や運用中になにか問題がおきたときに、知識がないと解決することが難しいかもしれません。

自分で制作をすれば費用を抑えられるので、IT関係に自信がある方や勉強しながらゆっくり制作を楽しみたい方にはおすすめです。

フリーランスや個人事業主に依頼する

制作方法のふたつ目はフリーランスや個人事業主に依頼することです。

今ではフリーランスでECサイト構築をしたり、個人で請け負っていたりする人は多くいます。
自分で制作するのが不安なものの、費用はそこまで出せないという方におすすめです。

フリーランスであれば要望を柔軟に聞いてくれたり、融通をきかせてくれたりすることもあります。
またWebサイト制作会社に比べれば安価で制作してくれる人が多いのです。

一方でフリーランスは人によって能力にばらつきがあります。
サイトのでき栄えもですが、報告・連絡・相談してくれない人や期日を守れない人、連絡が取れなくなる人などは実際にいるのです。

そのあたりの見極めが重要になります。
依頼する前に過去の制作物を確認させてもらうことがおすすめです。

フリーランスの見つけ方としてはLancersなどのクラウドソーシングを活用するか、InstagramなどのSNSからサイト制作されている方をみつけられるでしょう。

Webサイト/ECサイト制作会社に依頼する

制作方法の3つ目は、webサイトの制作会社に依頼することです。

個人のECサイトを運用する場合には、制作会社への依頼はしなくてもよいかもしれません。
しかし制作会社に依頼すれば専門的な知識をもったスタッフや、デザインに特化した完全オリジナルサイトを制作してもらえます。
またクオリティーも期待以上のものができ上がるかもしれません。

しかし費用がかなりの高額になることが多いので、個人サイトでの依頼よりも企業のECサイト構築で依頼をする場合が多くなります。

5.ECサイトを制作する際に気をつけることは?

ECサイトを制作する際に気をつけることは?

ECサイトの制作にはさまざまな方法があり、費用もそれぞれも大きく異なります。

また制作を「個人でする」のか「依頼するのか」でも違いがあり、依頼をする場合は多くのフリーランスや制作会社があるので悩むところではないでしょうか。

ECサイト制作をするうえで気をつけておくべきこととして以下の3つが重要といえるでしょう。

  • 自分の考えを固めておく
  • すべてを任せきりにしない
  • 集客は簡単ではない

自分で制作するにしても依頼をするにしてもどのようなコンセプトでサイトを運営していくのかと、優先順位を考えておくことは非常に大切です。

コンセプトが自分のなかで定まっていない・決まっていないと、依頼をする相手にも伝えられないでしょう。
デザイン性を重要視するのか・機能性を重要視するのかでも内容はまったく異なるものとなります。

また、依頼をしたからといって最後まで任せきりにするのではなく、途中で進捗を確認しズレていないか確認することも大切です。

そしてECサイトは、サイトが完成したからといって終わりではありません。
そこから商品を販売するために集客をしなければなりません。

集客までしっかりと運用できるように仕組みを考え、運用を依頼するのも頭の片隅に置いておきましょう。

6.制作会社を選ぶ際のポイント

サイト制作を依頼するには、数多くある制作会社から選ばなければなりません。

会社選びのポイントは主に以下のふたつがあります。

  • 運用や管理はしてもらえるか
  • コストとサービスは適切か

サイトは完成したら終わりではなく運用して商品を販売して売上をださなければなりません。

サイト運営がはじめての方では、集客から販売戦略や管理までやるのは非常に大変です。
制作会社でこのような部分まで親身になって、サポートしてくれる会社であれば安心できるでしょう。

制作会社のなかには安い金額で請け負ったうえで、サイトが完成したら終わりのところがあります。
運用までのことを考えて安い金額に飛びつくのではなく、少し高くても多くのサポートしてくれるところをみつけることをおすすめします。

制作費用を安く抑えるには?

なるべく費用を抑えてShopifyでECサイトを制作したいと思う方は多いのではないでしょうか。

サイト構築の費用を抑える方法のひとつとして自分で制作することがあげられます。
しかし依頼する方法でもなるべく抑えたいという方のために以下におすすめの方法を3つご紹介します。

  • 年間契約にする
  • ほしい機能はオプション
  • 無料ツールの使用

これらはすべてShopify上で選択または使用ができる機能です。

Shopifyは基本的には月額を選択して使用しますが年間契約を選択もできます。
年間契約でしたら1年・2年・3年と契約期間を選べるのですが、それぞれで10%・20%・25%のディスカウントを受けられます。

またオプション(アプリ)でつけたいものを相談してつけてもらうことも可能です。
最初に低額のプランを選択して使っているうちに追加したい機能がでたときに、プラン変更ではなくオプションという形で相談ができます。
必要なものだけ使って費用を抑えられるでしょう。

7.まとめ

今ではECサイトは我々の生活から切っても切り離せないものになっていきました。
便利でいつでもどこでも利用でき、さらにShopifyのようなプラットフォームが誕生したおかげでだれでも気軽にショップを開けるようになったのです。

サイト制作の費用には不安もあるかもしれませんが、あなたが作りたいサイトのコンセプトや優先順位をしっかり決めて前に進んでみてください。
Shopifyのサイト制作費用の疑問が解消しつつ、あなたの商品がECサイトを通して多くの方の目に止まるようにしていきましょう。