LINE
2020.09.28

事例紹介【リッチメニューの活用編①】

事例紹介【リッチメニューの活用編①】

リッチメニューとはLINEトークページの画面一番下バナーのようなメニューが表示される固定のメニューのことです。

トークページに項目を作成しておくことで、登録したユーザーはLINEアカウントでどのようなサービスを受けられるのか知ることが出来ます。


LINE公式アカウントの運用で、友だちからのリンクのクリック(ECサイトへの遷移)や実際に来店するといった成果を残すために重要な機能の一つです。リッチメニューをうまく活用できているかで、その効果は大きく変わってきます。


一人ひとりに合わせたパーソナライズされたメニューを表示することで、ユーザーにとっては便利なものとして活用されます。管理者側にとっては、商品やサービスのページへと誘導するようなメニューを表示することで反響アップに繋がります。


今回はそんなリッチメニューの特性とともに、その活用術を詳しく解説していきます。





■リッチメニューの特性とメリット


リッチメニューのメリットは大きく分類すると以下の4つです。
〇ファーストビューで目を引きやすい
〇メニューが固定されクリック率が高い
〇複数の導線作りが可能
〇更新や設定は通知されない


リッチメニューは複数の「導線をつくる」ことが出来ることが一番のメリットとなります。最大6枚まで画像を設定することができ、画像をクリックすると外部サイトや他SNSへの誘導が可能となり、ユーザーが最も頻繁に開くファーストビューでのトーク画面の下半分を占めるために、高いクリック率とその効果が期待できます。


その内容を検討するときには、ユーザー側に取ってもらいたい行動へ誘導する流れがスムーズになることを最優先に考えることがポイントです。
画面内に常設されているメニューとなるため、メニュー内容を更新してもユーザーには通知されません。メッセージとは異なり管理者側のタイミングで戦略的に何度でも設定を変更することが可能という点も大きなメリットと言えます。


リッチメニュー例




■リッチメニューの活用方法


LINEでしか出来ない仕組みをすることはブロック率の低下に繋がります。

コンテンツを充実させて運用の成果アップとなるようにしましょう。


活用1. 複数作成で使い分ける

リッチメニューを事前に複数作成しておきメニューを分けることができます。


事例①:期間限定

キャンペーン期間中(季節、周年祭など)だけ期間限定で通常とは異なるリッチメニューを表示させる。

例えば、飲食店の場合…

5月の梅雨時期に「5月限定・雨の日キャンペーン」を開催。

梅雨時期の足元が悪いにも関わらずに来店されたお客様に対して、雨の日来店時のサービス内容(会計時に5%オフ、乾杯ビールサービス、生ビール何杯飲んでも半額など)を複数準備しておき、詳細が明記されたホームページ画面にリンクを貼っておく。



事例②:顧客の属性別

男性と女性、居住エリア毎などでの異なるリッチメニューを表示させる。
例えば、飲食店で性別という属性毎の場合…
男性と女性で「おすすめメニュー」という限定プランでの使い分けを行う。

男性対象おすすめメニューで「晩酌セット」という男性限定の商品を案内する。帰宅前にちょっと立ち寄り気軽に晩酌できる、おつまみ数点とお好きなアルコール2杯までの特別メニュー。
女性対象おすすめメニューで「シェアメニュー」という女性限定の商品を案内する。女性の心理である、たくさん色んな料理を食べたいという気持ちに応えるプラン。通常メニューよりボリュームと価格を下げて、このラインナップから最低3品選択する料金設定。


事例③:リッチメッセージとの組み合わせ

リンクつきの画像となる「リッチメッセージ」とリッチメニューを組み合わせることで、LPのように全画面に表示させ、ユーザーに視覚的なインパクトを与えると同時にクリック誘導率を最大化する。