2020年07月15日
2023年07月16日

【LINE運用ノウハウ③】送信で重要な3つのポイントについて

【LINE運用ノウハウ③】送信で重要な3つのポイントについて

こんにちは、adtecです。

お客様からの質問で
「LINE公式アカウントを開設して、配信はできるんだけど」。
「コツがわからないんだよね」。
という声をよく聞きます。

迷われるポイントとして

  • どんな使い方をすればよいのか知らない
  • ほかのSNSと何が違うのか分からない

という人が多いでしょう。

「Eメールに代わるソーシャル機能を持った販促ツール」と定義していますが、Eメールとは異なるツールなので、この辺りを深堀していきます。

1.メッセージを送る時は「タイムライン」「トーク」の2つがある

LINE公式アカウントでは複数人への配信方法として、「タイムライン配信」「トーク配信」の2種類の配信方法があります。}この2大配信の方法について触れていきましょう。

タイムライン配信:不特定多数のユーザーが閲覧することができるソーシャル的な機能を持つ配信
トーク配信:友だち全体および1:1のコミュニケーションを行う配信

タイムライン配信

タイムラインは誰にみられるのか?
答えは「友だち」です。
友だちになった人のタイムラインに配信されます。

タイムラインはTwitterやFacebookのメイン機能であるタイムライン・ニュースフィード とよく似ています。

企業が配信したタイムラインに企業の友だちが「いいね」「シェア」「コメント」をすると「そのシェアした人の友だち」の「友だち」、つまり企業と友だちになっていない人にも配信内容が表示されます
先ほど「不特定多数」という言葉を使ったのはこのためです。

 

タイムライン配信は、見たユーザーが気軽に「いいね」したり、コメントしたりできます。さらに企業側もそのコメントに対して返信ができることから、「ユーザーとのコミュニケーションが取りやすい」場所になります。

また、タイムライン配信は通知が鳴りません。

ユーザーのタイミングで閲覧できるため、高い頻度で投稿してもブロックされにくくメッセージより高い頻度で投稿しやすいといった特徴を持ちます。

 

さらにタイムライン配信は無料です。何度配信しても無料です。
「いいね」や「シェア」したくなるメッセージを上手く配信することがオススメです。

タイムライン配信

トークとは

企業と友だちになった人のみに配信されるLINEの基本機能です。
「コミュニケーションツール」としてはEメールと近い存在です。

ではどういった違いがあるか解説していきます。

 

なによりEメールとの大きな違いはスピード感です。
プッシュ通知されるため即時性があり、開封につながりやすい特徴があります

Eメールというよりはチャットに近く、時系列で見やすい画面と、すぐに返信できる機能であることから使い勝手の良いツールとして毎月8,400万人が使用しています。

企業が配信するメッセージの開封が50%以上(当社調べ)あることも、いかにユーザーの近くにあるかを物語っています

 

また、Eメールのように「〇〇様」といったかしこまった形ではなく、とてもライトな感覚で運用いただけます

友だち毎に時系列で見やすいことも、見逃しが少なくなります。

 

ここでトークの大きな特徴として「既読機能」があります。
相手がメッセージを読んだかどうかを送信者に知らせる機能です。

実はLINEの既読機能は、「東日本大震災」をきっかけに作られています。

震災当時は多くの人が電話もしくはメールで安否の連絡を行っていましたが、回線の混雑により連絡がとれない状況がありました。
この「既読機能」は有事の安否確認からはじまった機能なのです。

 

ちなみに、美容室などリアル店舗によっては営業時間に電話がとれない状況もしばしば。
LINEであればお店の予約など、手が空いた時に確認や返信が可能です。
さらにこれら返信についてはAI応答メッセージで自動化することもできます

これらの既読機能を上手く使い、対応する店舗も増えています。

トークとは

スタンプ人気で一躍有名に

トークで利用できる事で外せないのが「スタンプ」です。

トーク内にステッカーのような画像を張り付けれるのですが、言葉では言い表せないことをスタンプで伝えたり、簡単な返事をするときに便利です。

このスタンプは作成および配布も可能です。
アカウントに登録したノベルティとして用意してプロモーションの1つとして使用する企業もあります。

スタンプ人気で一躍有名に

タイムライン:不特定多数が閲覧することができるソーシャル的な機能を持つ配信

  • 企業と友だちになっていない人にも見ることができる
  • 「ユーザーとのコミュニケーションが取りやすい」場所
  • タイムライン配信は無料

トーク:友だち全体および1:1のコミュニケーションを行う配信

  • 企業と友だちになった人のみに1:1の感覚で配信されるLINEの基本機能
  • チャット機能に近くライトな感覚で使っている
  • 既読機能がある

2.メッセージの文面は友達に送るようにする

そもそもLINEとは個人間のコミュニケーションです。
ここを忘れてはいけません。

もし友だちから自分の自慢話ばかりされたらうんざりすると思います。
一度うるさいと思われたら、信頼を回復するのには時間がかかります。
トークにメッセージを配信する時は、友だち目線を意識してください。

弊社では3回はユーザーにとって有益な情報を配信し、時々商品の案内などを行うことをオススメしています。
これを弊社では「ギブ、ギブ、ギブ、提案」と呼んでいます。

ユーザーに使いやすいツールだけにメッセージが見られる確率も高く、タイムラインと違ってトーク配信は濃く、有益な情報を配信してください。

メッセージの文面は友達に送るようにする

3.他社を徹底研究すること!

先日、社内からこんなツイートをしました。

他社を徹底研究すること!

LINE公式アカウントには現在300万の企業が登録しています。
業態も様々であり、日々試行錯誤の元、配信を行っています。

もし配信について行き詰っていたり、これから配信を開始する方は、似たような業態のLINEを登録することをオススメします。

実際にLINEを受信してみて、配信時間のタイミングや、トークの内容、企画の内容など、学び得ることはとても多いです。

他社を徹底研究すること!

いかがだったでしょうか?
今回はLINE公式アカウントの2大配信について解説していきました。

LINEユーザーに対して企業の登録数が少ない今は先行者利益を得るチャンスですよ!

それではまた!