Instagram
2020.11.10

Web担当者が知るべきInstagram運用代行サービスとは

WEB担当者が知るべきInstagram運用代行サービスとは

こんにちは、adtecです。

数社Instagramの運用に携わってきた弊社の
Instagramに関するノウハウを公開いたします!


企業が苦手とするSNS。
ましてやその担当者は知識や実績を求められます。


今回はビジネスアカウント運用で避けることができない運用を中心に、担当者が代行依頼をする・会社を選ぶ際に確認しなければならないポイントを解説していきます。
何もわからない状態からでも行動の目安は立てやすくなるはずです。






Instagram運用代行サービスとは


王道のやり方として、企業と運用代行会社双方でKPIやゴールを決め、それに向けてアカウントを育成していくものです。
企業は指示・確認を行い、運用代行会社は作業ベースで時間のかかるクリエイティブ作成等を行います。
月1回のMTGなどで進捗確認を行います。


しかしSNS運用代行は世の中に数多く存在し、また代行会社によりサービスが多岐にわたります。
王道以外にもどんなサービスを持っているのか確認していくとよいでしょう。


Instagram運用代行サービスとは




代行して得られるメリット


・Instagramを触ったこともなく、どうしてよいかわからない時の相談役になる
・担当者の手が回らない、撮影時間などの短縮
・競合他社の情報を仕入れることができる
・運用方法を学ぶことができる



契約期間


基本半年~1年間の契約が多いです。
理由として、これから外注しようとする事はあくまでもコミュニケーション運用であり、1夜にして何万人とファン集めることはできません。


例えば何かしらユーザーにとってお得なサービスを打ち出し集客しても、企業のサービスに共感しているだけなのでユーザーは、そのサービスが続かないことを知ると離れていきます。
サービスで集客するのは悪い事ではないのですがバランスであったり、その後の展開を考えておくことが必要です。


対して企業自体のコンセプトや世界観と共感したユーザーは継続性が強く離れにくくなります。
在るべきファンの増やし方として、私たちは後者をおすすめします。




事前準備


運用代行会社を探す前に準備しておくことで最適なパートナーが見つかります。


★企業の考え方を明確にしておく


もっとも重要なのは運用代行会社に依頼する前に自分たちが外注したいことを洗い出しておくことです。
自分たちはクリエイティブが不得意・Instagram運用経験者に相談しながら進めたい・テクニックを知りたいなどの担当者であれば必ず持っている悩みがあると思います。
何をやってほしいのかの明確化は必須です。


また、この場合は予算度外視がよくて、予算ありきだと最初から絞りすぎてしまい良質な代行会社に出会わない可能性が増えてしまいます。
例え運用代行会社のホームページに金額等が記載されていても、運用なのでパターンはいくらでも交渉できます。
進んで要望を話し交渉しましょう。




★まる投げはNG


担当者として運用代行会社に成果を求めることもできますが「やり方はまかせる」では依頼された方もコンセプトがぼやっとしているので、スポットでの結果になりやすいです。
SNSはコミュニケーションツールであるため継続的なユーザーとの接点(結果)を保つよう、必ず担当者が中に入って双方で運用するようにしましょう。



運用代行会社の選び方



担当者が依頼したいことが決まれば様々な手法で運用代理店を探し、話を聞く段階になります。
以下はここで注意すべきポイントをまとめていますので参考にしてください。



実績はあるのか


実際にその会社が運用しているアカウントを見せてもらう事でより理解が深まるかと思います。

間違ってはいけないのが運用経験がないからと言ってNGを出してはいけません。
Instagram運用はコンテンツ・分析力・想像力など色々な力が必要です。
代行会社によって必ず得意不得意な部分があるのでそこを見極めましょう。




数値目標はあるのか


Instagram運用はコンテンツ制作やホームページ制作に近い性質を持っています。
運用を続けていく内に効果か見えずらくなることが多々あります。


前途にお話ししたようにゴールやKPIを決めないと、やっていることが良かったのか悪かったのかわからない状態に陥りがちです。
担当者と代行会社の間でしっかりとした目標に沿ってPDCAを回すことが可能であるのか確認しましょう。
もし担当者側でどんな数字を追えばいいかわからないときは下記を参考にしてください。

こちらの値を軸に「通常はどのくらいの結果がでるのか」を目安にしてロードマップのイメージを持ちましょう。



担当者が追うべき数字ついて詳しく記載した記事はこちらです 。
https://ad-tec.jp/blog/Instagram/20201104-37/




運用する担当者と話す



どんな作業内容であれ、企業のアカウントを受け持つ担当者は知っておくべきです。


自分の仕事をまかせる方を面接できるのであれば積極的に行いましょう。
その方の人となりや実績が見れるだけでも安心感が増します。


アカウントは見れる状態にできるか



アカウントを代行会社に渡すわけですが、企業側でも見れるようにしておきましょう。
あってはならないことですが誤った投稿やユーザーとのやり取りにすぐに対処できるよう管理下においておきます。



複数の運用代行会社と話す



1社のみの情報で「そこが全て」として上司に報告してしまうのは危ういです。
必ず3社は情報を得て相場ややり方を確認しましょう。


1投稿当たりの単価を出すと分かりやすい比較になりますのでヒアリングする際は参考にしてください。
1投稿の単価に対しどれだけサービスが入っているかも確認できます。


運用会社の選び方



費用の目安



3-5記事作成・投稿で10万円/月くらいが相場になります。


広告や分析・コンサルタントが入ると50万円/月のレベルになってきます。


担当者や企業が求めるものが3-5記事で達成できるのか、比較をしっかり確認していきましょう。
繰り返しになりますがInstagram運用に対する企業の考え方との照らし合わせが重要です。




運用費用目安




運用を依頼したあと



最初のうちは一緒に運用する気持ちで



全くInstagramを知らない担当者でも「知らないまま」ではトラブルの元です。
最初は分からなくても良いので運用代行会社と対等に話ができるようになることが重要です。


重要なポイントはどこか・1投稿につきどれくらい時間がかかるのか。
担当者が運用の重要性や大変さを理解することで運用代行会社ともより良い関係が築け、結果の発展が見込めます。




自社にないノウハウを盗むこと



外注することで自社にないノウハウを構築することができます。
もしInstagramが自社サービスの柱になった場合は自社で運用したほうが利益率は高くなります。
担当者が運用のコツを社内で指導でるのであれば企業としてはそこも含めて投資効果として認識してくれるでしょう。



コンセプトは必ず伝える


企業がユーザーに伝えたいこと・理解してほしいこと・共感してほしいこと。
企業とユーザーが未来どうなっていたいのか。
ここは必ず共有しておきたい所です。


また企業がInstagramをするに至った背景、現状のホームページのコンセプトなどなど。
会社の歴史などは思っている以上に運用代行会社は理解していません。


企業イメージはこれから作るInstagramクリエイティブの色・形・雰囲気にまで影響します。
最善を尽くして伝えましょう。